3Dスキャナーで取得したデータを活用するためには、「ソフトウェア」が必須です。
Geomagic Design Xは3DスキャンデータをCADデータに変換するソフトウェアです。
これら2つの機能を搭載しているため、様々な種類のCADソフトウェアで活用できたり、
互換性のあるフィーチャーベースのソリットモデルが作成できます。
既存製品やプロトタイプを3DスキャンしてCADデータ化する方が、手作業で測定をしてCADデータ化するよりも大幅に時間を短縮できます。そのため、設計・製造プロセスの効率化を図ることが可能です。
Geomagic Design Xは現物から得たスキャンデータを点群・メッシュ処理、フィーチャー・パラメータの抽出を経て、フィーチャーベースのCADモデルを作成します。そして、メッシュに忠実な曲面を作成することで、高精度なCADデータに変換することができます。
従来の製造プロセスに3Dスキャナーをシームレスに追加するためには、Geomagic Design Xが必要です。
Geomagic Design Xは、SOLIDWORKS®、Siemens NX®、Autodesk Inventor®、PTC CreoなどのCADソフトウェアに直接データを出力できます。
さらに、対象物の形状情報のみならず、フィーチャー履歴やパラメータなどの設計情報も転送可能です。
無から有を生み出すモノづくりのカタチではなく、現物をもとにして、モノづくりを開始することができます。また、Geomagic Design X を用いれば、実物から得られたスキャンデータを即座に編集可能なフィーチャーベースのCADモデルに変換し、既存の製造プロセスに統合することが可能です。
サポートOS
Windows8.1~Windows11(64bitのみ対応) 推奨:Windows10(64bit)
CPU
最小:2.0GHzのIntel®およびAMD®プロセッサ
推奨:マルチコアプロセッサ。ハイパースレッディング且つ3GHz以上のクロックスピードは有益ですが、バランスの取れたコアと組み合わせる必要があります。
RAM
最小:8GBまたは以上
HDD
最小:30GB以上
推奨:256GB以上の空き容量を持つSSDまたは10000RPM HDD
ディスプレイ
最小:32bitトゥルカラー必須、最小解像度1280×960
推奨解像度:1228×1024以上
GPU
最小:OpenGL 4.0以上が有効な4GB以上のグラフィックボード
推奨:・NVIDIA GeForce 900シリーズまたは NVIDIA Quadro同等以上
・AMD Radeon 400シリーズまたは Radeon Pro同等以上
その他
・スクロール付き3ボタンマウス ・サウンドカード ・キーボード ・ネットワークカード ・Microsoft Windows Installer 3.0 以上
・Adobe Acrobat/Readerバージョン 5.xまたは以上 ・Microsoft DirectX 9.0c以上 ・Microsoft .NFT4.0または4.5 Framework
・Google Chrome または Microsoft Edge 41以上
Geomagic Design Xはどういった場面で利用されることが多いですか?
3Dスキャナーを用いてリバースエンジニアリングする際に、Geomagic Design Xが活用されることが多いです。
現物をスキャンして取得したデータをCADデータに変換することで、既存製品の製作や再設計、破損部品の修復などに用いられています。
SCANTECHでは当社のハンディー型3DスキャナーとGeomagic Design Xを用いて、リバースエンジニアリングサービスを提供しています。
自社でリバースエンジニアリングを行うのが困難な場合はぜひ、こちらのサービスをご活用ください。
Geomagic Design Xに保守サービスはありますか?
保守サービスはあります。本ソフトウェアを購入後1年間はメールによる問い合わせと無償のバージョンアップが可能です。
1年目以降は、有償による保守(バージョンアップ)サービスを任意に選択ができます。
マニュアルはありますか?
日本語マニュアルがあります。